楽器を始めたけれど、ひとりで練習しているだけ、という方はたくさんいらっしゃいます。
それだけでも楽しいのですが、目標がないとなかなか続かなかったり、飽きたりすることもあります。
私も何となくギターを始めて、それなりに楽しかったのですが、ふと「何のためにやっているんだろう?」と思うこともよくありました。
そんな時「社会人音楽サークル」に出合って、世界が一気に開けました!
「音楽ってこれだ!」「せっかく音楽をやっているなら、こういう幸せな時間を過ごさないと!」と全身で強く感じました。
ひとりで楽器を演奏するのも楽しいけれど、仲間と一緒に演奏すると、もっともっともっと楽しい!!
ということで、この記事では、音楽サークル歴6年の私が、音楽仲間と最高に楽しく過ごせる「社会人音楽サークル」がどんなところなのかについてお伝えします。
- 楽器を始めたけれどひとりで練習しているだけという方
- 楽器をとりあえず習っているという方
- 誰かに演奏を聴いてほしい方
- バンドやセッションをやってみたい方
- 音楽仲間がほしい方
に読んでいただけるとうれしいです。
「社会人音楽サークル」とは、音楽を趣味とする社会人の集まり、同好会です。
いろいろなジャンルの音楽サークルがありますが、ここでは、バンドサークルについてお話しします。
社会人音楽サークルで、音楽仲間と出会い、ゆるいバンドデビュー
ひとりで演奏していてもそれなりに楽しい音楽ですが、仲間と一緒に演奏すると、その何倍も楽しくなります。
では、どうやって音楽仲間を見つけたらよいでしょうか。
学生は簡単に音楽仲間を見つけられる
学生は簡単に音楽仲間を見つけられます。
学校にはもともと軽音楽部やバンドサークルがあることが多いです。
もしなかったとしても、または部員でなくても、音楽経験がなくても、「文化祭でバンドやろう!」みたいに盛り上がって、ノリでバンドを組んだりします。
学校には「メンバー」もいるし、「目標」「発表の場」もあり、「聴衆」もいるのです。
社会人が音楽仲間を見つける方法
学生は簡単に音楽仲間を見つけられますが、社会人となるとそうはいきません。
1から仲間を探すのは大変です。
それどころか、バンドをやったことがなければ、そういう発想すら出てこないかもしれません。
音楽の趣味を、ひとりで何となくやっている方も多いです。
ひとりでももちろん楽しいのですが、仲間と一緒にやる音楽は、格別です。
ひとりの時と全く違った楽しさがあります。
特に、私のように大人になってから楽器を始めた人や、バンド経験のない人には、ぜひ、「みんなと演奏する喜び」を味わってほしいです。
社会人音楽サークルに入ると、「音楽仲間との出会い」と「趣味の音楽活動を活かす場、続ける場」が一気に手に入ります。
正式なバンドメンバー募集などに申し込むよりずっと気楽で、ハードルが低いです。
社会人音楽サークルってどんなところ?
ここから、実際、「社会人音楽サークル」とはどんなところなのか、具体的な様子についてお話ししていきます。
もちろんサークルによって活動内容や雰囲気は違いますが、ここでは、私が入っているサークルの例をお伝えします。
社会人音楽サークル:メンバーはどんな人たち?初心者でも大丈夫?
私が入っている音楽サークルには、メンバーが50人くらいいて、それぞれ、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードのどれかをやっています。
複数のパートをできる人もたくさんいます。
レベルはいろいろで、初心者もいるし、プロ級の人もいます。
このサークルでは、初心者でも1曲弾ければ(または歌えれば)参加できます。
誰かと一緒に演奏してもいいです。
ボーカルとして参加しながら、楽器は初心者という人もけっこういます。
年齢は20代~60代で、幅広いです。
近くに住んでいる人が多いですが、別の県から来る人たちもいます。
社会人音楽サークル:活動内容は?
定例セッション
私が入っている音楽サークルのメインの活動は、月1回のセッションです(コロナの状況で変わることもあります)。
毎月1回、地元の音楽スタジオに集まって、2時間、コピーセッション(あらかじめ決まっている課題曲をみんなで演奏)やフリーセッション(その場でお題を決めてアドリブ演奏)をします。
スクールではないので、スタジオで練習したり教わったりというのはありません。
各自が家で練習してきます。
集まるのは毎回10~20人くらいです。
毎回のように参加する人もいれば、年に1,2回だけ登場する人もいます(久しぶりでも来やすい雰囲気です)。
ライブ
サークル内でバンドを組み、年1~2回、ライブハウスでライブをします(コロナの状況で変わることもあります)。
よその音楽サークルとの交流を兼ねた合同ライブなどもやります。
私が所属しているサークルでは、初心者でも、どんどんライブに出演しています(もちろん希望者のみ)。
オンラインバンド活動
音楽制作アプリ「バンドラボ」を使って、オンラインでバンド活動をしています。
それぞれのパートが演奏を録音したものをアプリ上で合体させ、曲を仕上げています。
好きな時に、好きな人が録音を入れています。
サークル内で1~2曲限りのオンラインバンドを組むこともあります。
同時演奏ではないですが、かなり楽しめて、すでにたくさんの曲ができあがっています。
なお、バンドラボにつきましては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
勉強会
音楽理論勉強会、作詞作曲勉強会などが不定期であります。
サークルのメンバーが先生をやります。
実際に会議室に集まってやったり、ZOOMなどでやったりします。
その他、交流会、忘年会など、たまにお楽しみイベントがあります(コロナの状況で不定期)。
社会人音楽サークル:会費は?
私が入っているサークルには月謝がなく、セッションやライブ、勉強会などに参加する時、その都度参加費を払うシステムです。
セッション参加費は会場や人数によって変わり、1000~2000円くらい(体験の方は無料)、ライブは6000~7000円くらいです。
以上、私が入っている音楽サークルの、メンバー、活動内容、会費についてお伝えしました。
これはもちろん、サークルによって違うので、気になるサークルがあったら、ホームページをチェックしたり、サークルの代表の方に質問したりして、確認してくださいね。
社会人音楽サークルの探し方、入り方
自分の住んでいる地域x「音楽サークル」「バンドサークル」「音楽仲間」等で検索してみてください。
地域は、駅名、市区町村名や県名など(行きやすければ隣県でも)、いろいろ入れてみます。
そして、見てみたいな、というサークルが見つかったら、質問事項をまとめて、代表者さんにメールしてみましょう。
レベルと年齢層は確認した方が安心です。
雰囲気は実際に行ってみないとわからないことが多いので、とにかく一度行ってみましょう。
怖いところではありません。
もし合わなければやめてもいいし、変えてもいいのです。
まずは気楽に見学、体験から。
社会人音楽サークルに入った感想
私はサークルに入って、人生が変わりました。
みんなと演奏するのがこんなに幸せなことだったとは!
以前から「バンドは楽しそうだなあ」と想像していましたが、実際にやってみると、「楽しすぎ」でした。
サークルに入っているだけでモチベーションを維持できるので、上達しました。
サークルがきっかけとなってギターが上達したことにつきましては、こちらの記事でご紹介しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。
仲間の演奏にも、よい刺激を受けます。
ずっと続けたいなあと思っています。
みなさんも、ぜひ、音楽サークルで仲間を見つけて、自分の音楽ライフを、更に輝かせてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。