エレキギターを練習するとき、アンプやエフェクターにつなぐのはちょっと面倒ですよね。
また、大きな音が出るのも問題です。
ついついアンプにつながない「生音」で練習してしまう方も多いかもしれません。
しかし、いつも生音で練習していてもいいのでしょうか?
この記事では、長い間生音練習をしてきた私の経験をもとに、「生音で練習しているとどうなるか?」についてお伝えします。
また、「手軽に騒音を出さずにアンプ練習ができる方法」、具体的には「WAZA-AIRを5年以上使っている感想」についてもお話しします。
- ギターをアンプにつなぐのが面倒な方
- アンプの騒音が気になる方
- いつも生音で練習している方
- WAZA-AIRを実際に使っている感想について知りたい方
に読んでいただけたらうれしいです。
エレキギターをアンプにつなぐのは面倒、そしてうるさい

エレキギターは通常アンプにつないで演奏する楽器です。
しかし毎回毎回つなぐのは少し面倒です。
例えば、ギター→シールド→エフェクター→シールド→アンプ。
エフェクターとアンプはそれぞれ電源につなぎ、音源も流したいときは、更にアンプからスマホをつなぐ、などなど。
つないだだけではなく、音量や音質の調整も必要です。

ずっとつないだままの人もいるけれど、ホコリがすごい
さらに、ギターをアンプにつなぐと、とても大きな音が出ます。
家族や近所への迷惑を考えると、なかなか練習しづらいです。
エレキギターをいつも生音で練習していると、どうなる?
エレキギターをずっと生音で練習していた私がどうなったか、ご紹介します。
エレキギター生音練習:簡単、お手軽な生音練習

エレキギターはアンプにつながなくても音が出ます。
その生音は、アコギよりだいぶ静かですが、しっかり聴こえるので、十分弾くことができます。
お手軽で騒音を出さない「生音練習」は、時間がない人、大きい音を出せない人に便利です。
「アンプにつなぐのが面倒」「騒音が気になる」という理由で、私は長年生音で練習していました。
生音でもちゃんと音は聴こえるし、普通に弾けます。
そして、スキマ時間にすぐ練習を始められるので、お手軽です。
アンプにつなぐのは「家に自分ひとり、そしてまとまった時間がある」時限定で、当時月に1回くらいでした。
その時は、部屋を閉め切って、控えめな音で鳴らしていました。
エレキギター生音練習:生音でずっと弾いていたらどうなった?

生音での練習がよくない、ということは何となく感じていました。
なぜなら、たまにアンプにつないだ時、あまりにも「へたくそ」だからです。
音が汚すぎです。
しばらく生音でしか練習できないまま、スタジオでバンド練習があった時は、私の出す音がひどくて、メンバーに申しわけない気分になりました。
生音で自分が聴こえるように弾こうとすると、つい強く弾きすぎてしまうようです。
ブリッジミュートなども、自分ではちゃんとやっているつもりでも、アンプにつなぐと、全然できていないことがわかります。
カッティングなどの加減も全然違います。
私にとっては、生音での強めの弾き方が当たり前になってしまい、完全に悪い癖がついてしまっていました。

生音とアンプ、とにかく違い過ぎる!
アンプの面倒、うるさいを両方解決!ヘッドホンギターアンプ「BOSS WAZA-AIR」
さすがにこれはまずい、ヘッドホンでも買おうかな(さらにつなぐものが増えるけれど)、とギター仲間に相談したところ、紹介してくれたのがこれです。
「WAZA-AIR」。
このヘッドホンが、私のギター人生を変える、大きなきっかけとなりました!
WAZA-AIRってどんなもの?

WAZA-AIRは、私が想像していた従来のヘッドホンとは全然違いました。
ヘッドホンといっても、正確には「ワイヤレス・ヘッドホンギターアンプ」というものです。
トランスミッター(写真の右の部品)をギターの穴に差して弾くと、ヘッドホンから、アンプを通した音が聴こえるんです。
しかも、とってもいい音!

びっくり!!感動!!
もちろんアンプを通した音が聴こえるのは自分だけで、周りには生音しか聴こえないので、騒音問題も大丈夫です。
WAZA-AIRの使い方

- ギターを持つ
- トランスミッターをギターの穴に差す
- ヘッドホンをつける
以上!一瞬で弾き始められます。
ギター、トランスミッター、ヘッドホンで完結。
アンプやシールドやエフェクターは使いません。
電源も要りません(充電して使います)。
わずらわしいコード類がゼロ。
だから、準備がとってもラクなんです!

WAZA-AIRの楽しみ方

WAZA-AIRにはエフェクトがたくさんあります。
最初から用意されている音もかっこいいですが、更に好みの音に調節することができます(スマホでやります)。
セットした音は、6種類まで保存できて、ヘッドホンのスイッチで簡単に切り替えられます。
演奏環境も変えられ、例えば「後ろのアンプから聴こえてくるようなステージモード」などもできます。
また、スマホの音源もBluetoothによって一緒にヘッドホンから聴こえるようにできるのも素晴らしいです。

音源と自分のギター演奏が同時にヘッドホンから聴こえる♪
音源に合わせて弾いていると、まさにスタジオでセッションをしているような、またはライブでステージにいるような気分になれます!
アンプの面倒、うるさいが完全に解決、WAZA-AIRを5年以上使っている感想

アンプにつなぎたいけれど「めんどくさい」「騒音が気になる」、このふたつの問題を同時に解決してくれた「WAZA-AIR」は、もうなくてはならないものになりました。
家族がいても気にせず練習ができ、一瞬で練習にとりかかれて、しかもいつまでも弾いていたいくらい良い音。
練習が楽しく、はかどります。

耳を守るためにかなり小さい音量で使っているけれど、それでもすごくいい音♪
アンプを通した音で練習することにより、自然にそれにふさわしい弾き方になりました。
使い始めてから、自分でもわかるくらい上達しました!
今まで上達が遅かった分、取り戻したかもしれません(笑)。
ギター歴10年以上でも、こんなに変われるなんて、うれしいです。
WAZA-AIRを使うようになってからギターが上達したことにつきましては、こちらの記事でもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
WAZA-AIRの唯一の問題点は「値段が高い」ということです。
でも、これだけ練習がはかどり上達を実感させてくれるものは、他にあまりないような気がします。
私は1年くらいで元を取りました(笑)。
生音ばかりで練習をして伸び悩んでいる方や、アンプを使っているけれど「めんどくさい」「騒音が気になる」と感じている方は、ぜひ試してみてくださいね。
上達を加速させ、楽しいギターライフを送りましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
