機種変更をして、新しいスマホを使い始めた後、もともと使っていた古いスマホの方はどうしていますか?
壊れてしまったり、下取りに出してしまった場合は使えませんが、もし家の中で眠っているのなら、ぜひ活用したいものです。
私は、趣味の音楽活動に、古いスマホをフル活用しています。
古いスマホを使うメリットはたくさんあります。
この記事では、「なぜ古いスマホを使うのが良いか」ということと、「実際古いスマホをどのように使っているか」について、具体的にお伝えします。
- 機種変更をして古いスマホが眠っている方
- 古いスマホを活用したい方
に読んでいただけるとうれしいです。
今使っているスマホには、アプリがいっぱい
今使っているスマホには、アプリがたくさん入っています。
例えば、メールや通話関係のアプリ、支払いに使うアプリ、写真関係のアプリ、スケジュール管理のアプリ、ショッピング関係のアプリ、SNSのアプリ、ニュースアプリなどなど。
毎日使うものばかりではないですが、アプリの数はどんどん増えて、いつの間にかいっぱいになっています。
アプリをたくさん入れすぎると、それだけでバッテリーの減りを早めます。
また、アプリの入れすぎで、ストレージの空き容量がいつも足りない、という状態も起こります。
音楽関係のアプリを古いスマホに入れることで、今使っているスマホの負担をかなり軽減できます。
今使っているスマホには、写真もいっぱい
スマホのおかげで、誰でも写真や動画を手軽に撮ることができるようになりました。
その手軽さのおかげで、写真や動画はいつの間にか増えていきます。
「記念にカシャッ」「おもしろいからカシャッ」「きれいだからカシャッ」「メモ代わりにカシャッ」「一応保存しておこう」「動画も撮っておこう」、などどいう感じで、自然に増えていきます。
そんなに撮ってないつもりでも、いつの間にか何千枚、なんてことがよくあります。
いざバンド練習やライブの動画を撮ろうとしたとき、空き容量が少ないから撮れない、となったら残念です。
その場で空き容量を作ろうとして、何かを消したりする余裕はありません。
写真アプリをほぼ空にした古いスマホは、容量のことを全く気にせず、思う存分撮影に使うことができます。
古いスマホは人に渡せる
ライブに出演するときは、誰かに動画を撮ってもらいたいです。
でも、今使っているスマホをそのまま渡すのは、抵抗があります。
大事な情報がたくさん入っているからです。
また、今使っているスマホは、指紋認証やパスコードを設定してあることも多いので、誰かに渡すとしたら、解除するなり教えるなりの手間が必要です。
そんなとき、パスコードをオフにした古いスマホは、気楽に人に託せて便利です。
入っているアプリも、音楽系のものだけで、見られても困らないものばかりです。
写真アプリも、基本空にしておけば、いくらでも撮れるだけでなく、中を見られてもOKなので、気楽です。
どこかに設置して動画撮影する場合も同様です。
今使っているスマホを離れている所に置きっぱなしにするのは不安なので、古いスマホを使います。
古いスマホは、通知を気にせず使える
今使っているスマホには、メールの受信や通話の着信など、いろいろな通知が来ます。
一方、古いスマホには通知が来ないので、例えば自分の演奏を録音するとき、撮影するとき、オンラインでバンド活動をするときなどに、作業を中断することなく、集中してできます。
次に「実際古いスマホをどのように使っているか」「具体的にどんなアプリを入れて活用しているのか」についてお話しします。
YouTube / YouTube ミュージック
好きな曲を聴いたり、新しい曲を覚えたり、ギターの練習に使ったり、BGMにしたり、YouTubeミュージックは毎日大活躍です。
また、YouTubeの「弾いてみた動画」や、ギターに関する情報の動画なども、とっても助かります。
もちろん、お楽しみのためにも、YouTubeは最適ですね。
私は、YouTubeプレミアムに入っているので、広告なしで、快適に効率的に、音楽を聴いたり動画をみたりすることができます。
これらのアプリが古いスマホに入っていると、音楽や動画を再生しながら、今使っているスマホの方でメモを取ったりメールの返信をしたり、別の作業ができて便利です。
バックグラウンド再生という手もありますが、別々の方が使い勝手がいいです。
また、古いスマホは、Wi-Fiの環境でしかネットにつなげないのも安心です。
大量のモバイルネットワークのデータ通信を使ってしまうリスクがゼロです。
なお、YouTubeミュージックは、ギターをコピーするときにも大活躍なので、ご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
BandLab(バンドラボ)
バンドラボはオンラインでバンド活動ができるアプリです。
オンラインといっても、同時に演奏をするのではなく、各自がそれぞれ自分のパートを録音して、アプリ上で合体、曲を完成させる、というものです。
このアプリが優秀で、録音は手軽なのに、本格的にバンド演奏したような曲に仕上がります。
なかなかスタジオに集まれないときも、このアプリでかなり楽しめます。
私は、バンドラボにギターを録音する時も、古いスマホを使っています。
パソコンでもできますが、スマホだともっとお手軽です。
「ギター→シールド→iRig→iPhone」だけでOKで、電源さえ要りません(iRigとは、iPhone用のオーディオインターフェースで、小さい器具です)。
録音する時は、通知が来ない方が好都合なので、やはり古いスマホの方がいいです。
なお、バンドラボについてもっとお知りになりたい方は、こちらの記事もどうぞ。
カメラ、写真、音楽関係アプリいろいろ
あとは、撮影するとき用のカメラアプリや写真アプリ、外では使わない「Tempo」(メトロノームのアプリ)などを入れて、とても便利に使っています。
基本、家のWi-Fi環境で使い、スタジオ練習やライブなどを撮影するときは持っていく、という具合です。
iPadにも入れている
YouTube、YouTubeミュージック、BandLabなどは、iPad(Wi-Fi専用)にも入れています。
どちらかが充電中のとき、もう片方を使います。
このような感じで、古いスマホは、趣味の音楽活動に大活躍しています。
みなさんも、お家で眠っている古いスマホがあったら、ぜひ活用してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。