ギターを練習するとき、アンプやエフェクターにつなぐのはちょっと面倒ですよね。
例えば、ギター→シールド→エフェクター→シールド→アンプ。
エフェクターとアンプはそれぞれ電源につなぐ。
音源も流したいときは、更にアンプからスマホをつなぐ。
つないだだけではなく、音量や音質の調整も必要です。
また、「アンプにつなぐのは面倒」ということの他にもう一つ、「アンプにつなぐと大きい音が出る」という問題があります。
家族が家にいる時は、なかなかアンプから音を出して弾く練習ができません。
ところで、エレキギターはアンプにつながなくても音が出ます。
その「生音」は、アコギよりだいぶ静かですが、しっかり聴こえるので、十分弾くことができます。
お手軽で、騒音を出さない「生音練習」は、時間がない人、大きい音を出せない人に便利です。
しかし、いつも生音で練習していてもいいのでしょうか?
この記事では、長い間生音練習をしてきた私の経験をもとに、「生音で練習しているとどうなるか?」についてお伝えします。
また、「手軽に騒音を出さずにアンプ練習ができる方法」、具体的には「WAZA-AIRを1年以上使っている感想」についてもお話しします。
- ギターをアンプにつなぐのが面倒な方
- アンプの騒音が気になる方
- いつも生音で練習している方
- WAZA-AIRを実際に使っている感想について知りたい方
に読んでいただけたらうれしいです。
ギターをアンプにつなぐのは面倒、そしてうるさい
「アンプにつなぐのが面倒」「騒音が気になる」という理由で、私は長年、アンプをつながない「生音」で練習していました。
生音でもちゃんと音は聴こえるし、普通に弾けます。
そして、スキマ時間にすぐ練習を始められるので、お手軽です。
そもそも、家族がいると大きい音を出していられません。
アンプにつないで弾くのは、たまに「ひとりの時間が1時間以上できた時」限定で、月1、2回くらいでした。
アンプが面倒、うるさい:いつも生音で練習していると、どうなる?
生音での練習がよくない、ということは何となく感じていました。
なぜなら、たまにアンプにつないだ時、あまりにも「へたくそ」だからです。
音が汚すぎです。
しばらく生音でしか練習できないまま、スタジオでバンド練習があった時は、私の出す音がひどくて、メンバーに申しわけない気分になりました。
生音で自分が聴こえるように弾こうとすると、つい強く弾きすぎてしまうようです。
ブリッジミュートなども、自分ではちゃんとやっているつもりでも、アンプにつなぐと、全然できていないことがわかります。
カッティングなどの加減も全然違います。
私にとっては、生音での強めの弾き方が当たり前になってしまい、完全に悪い癖がついてしまっていました。
アンプが面倒、うるさい:家族在宅で更に使いづらい
そんな時、別の問題が発生しました。
「家族の在宅問題」です。
世の中が変わり、在宅勤務、オンライン授業などで、常時だれかが家にいるようになりました。
騒音の関係で、ただでさえ少なかったアンプを使って音を出せるタイミングが、完全にゼロになってしまいました。
さすがにこれはまずい、と思い、せめてヘッドホンを買おうと思いました。
更につなぐものが増えて、ますます面倒になりますが。
そこで、ギター仲間に相談したところ、紹介してもらったのが、このヘッドホンです。
アンプの面倒、うるさいを両方解決!ヘッドホンギターアンプ「BOSS WAZA-AIR」
「WAZA-AIR」。
このヘッドホンが、私のギター人生を変える、大きなきっかけとなりました!
ヘッドホンといっても、正確には、「ワイヤレス・ヘッドホンギターアンプ」というものです。
私が想像していたヘッドホンとは全然違いました。
トランスミッター(写真の、小さい方)を穴に差してギターを弾くと、ヘッドホンから、アンプを通した音が聴こえるんです。
しかも、とってもいい音!
ほんとびっくりです!
ギター、トランスミッター、ヘッドホンで完結。
アンプやシールドやエフェクターは使いません。
電源も要りません(充電して使います)。
わずらわしいコード類がゼロ。
だから、準備がとってもラクなんです!
- ギターを持つ
- トランスミッターを差す
- ヘッドホンを装着する
以上!一瞬で弾き始められます。
エフェクトがたくさんあり、音をいろいろ調節することができます(スマホでやります)。
セットした音は、6種類まで保存できて、ヘッドホンのスイッチで簡単に切り替えられます。
演奏環境も変えられ、例えば「後ろのアンプから聴こえてくるようなステージモード」などもできます。
もちろん、ヘッドホンなので、周りには生音しか聴こえません。
アンプを通した音で練習することにより、自然にそれにふさわしい弾き方になり、私の場合、発する生音自体も小さくなりました。
家族にも騒音で迷惑をかけません。
更に、スマホやウォークマンの音源も、Bluetoothによって、一緒にヘッドホンから聴こえるようにできるのも素晴らしいです。
音源に合わせて弾いていると、まさにスタジオでセッションをしているような、またはライブでステージにいるような気分になれます!
アンプの面倒、うるさいが完全に解決、WAZA-AIRを1年以上使っている感想
アンプにつなぎたいけれど、「めんどくさい」「騒音が気になる」、このふたつの問題を同時に解決してくれた「WAZA-AIR」は、もうなくてはならないものになりました。
家族がいても練習ができて、一瞬で練習にとりかかれて、しかも、いつまでも弾いていたいくらい良い音。
練習がすごくはかどります。
まさに、「幸せな練習時間」を作ります。
使い始めてから、自分でもわかるくらい上達しました!
今まで上達が遅かった分、取り戻したかもしれません⁉
ギター歴10年でも、こんなに変われるなんて、うれしいです。
WAZA-AIRを使うようになってからギターが上達したことにつきましては、こちらの記事でもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
この「WAZA-AIR」の唯一の問題点は、「値段が高い」ということです。
でも、これだけ練習がはかどり、上達を実感させてくれるものは、他にあまりないような気がします。
私はもう元を取りました。
生音ばかりで練習をして伸び悩んでいる方や、アンプを使っているけれど「めんどくさい」「騒音が気になる」と感じている方は、ぜひ試してみてくださいね。
上達を加速させ、楽しいギターライフを送りましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。