「ギターの習得、上達には練習が大事」…当たり前すぎるくらい、よく分かっています。
できることなら練習したい。
でも、いつも家に誰かいて、なかなか練習するタイミングがない、という方はいらっしゃいませんか?
また、以前は家族の外出中に練習していたけれど、最近在宅勤務やらオンライン授業やらで、いつも家族が在宅、なんだか練習できなくなった、という方もいらっしゃるのではないかと思います(私もこのパターンでした)。
この記事では、そのような「練習したいのに、家族がいて練習しづらい」という方が、少しでも練習する時間を得るためにできる工夫を書きました。
- 家族がいてギターを練習しづらい方
- 家で音を出してもいいか迷う方
- ギター初心者、ギター主婦、ギターママ
などに読んでいただけたらうれしいです。
家族がいるとなぜギターを練習しづらいのか?
練習しづらい理由として考えられる主なものを3つ挙げてみました。
ギターを練習できない理由1:「うるさいのではないか?」
ギターは音が出るものです。
シンプルにそれがうるさいのではないか?と気にする場合です。
家族に気をつかってしまう、ということですね。
ギターを練習できない理由2:「恥ずかしい。聴かれたくない」
下手だから恥ずかしい、上達しないから恥ずかしい、技術や曲について家族に何か言われるのが面倒、ということが原因の場合もあります。
ギターを練習できない理由3:「ヒマそうに見られる」
あるギター好きの美容師さんが、私の髪をカットしながら、言っていました。
「ギター弾きたいけど、弾いていると、ヒマそうに見られるんですよね」
ギター弾いてるヒマがあるんだったら、手伝ってよ、みたいな展開になるそうです。
これはタイミングなど、他の問題もあるかもしれませんが、それにしてもやっぱり、大人のギターは、子供のピアノ練習のような「大歓迎」という位置づけではない、ということですね。
家族がいてもギターを練習しやすくする工夫
上に挙げた理由以外にも、ギターを練習しづらい理由やいろいろあります。
だからといって、練習をあきらめてしまうのは悲しいです。
そこで、私は、少しでも練習しやすくなる工夫をしてみました。
工夫その1:やることを片付けたら、別室に入る
「やることを片付けたら」というのが大事です。
私の場合は、とりあえず夕食を出して、片づけを終えたらその日の仕事は終わり、何をやってもOKということにしています。
やることが終わり次第、家族のいない部屋に入ります。
理想は「ひとりで部屋に入ってドアを閉める」ですが、難しいなら、ついたての後ろでも、家具のかげでも、とにかく自分から見えなければ、どこでもOKです。
たとえ、薄い扉を挟んで隣にみんながいたとしても、「見える」と「見えない」とでは大違いです。
小さい子がかくれんぼの時、顔だけ手で隠して、隠れた気になっているのと同じ状態ですが、自分から見えないというだけで、とっても落ち着き、練習に集中しやすくなります。
工夫その2:ギターを弾く時、ヘッドホンをつける
エレキギター限定の方法になりますが、ヘッドホンをつけると、自分の世界に入れます。
自分に聴こえている音がとっても気持ちいいので、生音を出していることなど、気にならなくなります。
実際、その出ている生音は、家族にとっても、たいしてうるさくはないはずです。
「うるさいのでは?」と気にしていたのは、自分だけだった、と気づきます。
でも一応、いきなり初日から弾きまくるのではなく、様子を見ながら、少しずつ時間をのばしていきましょう(笑)。
なお、私が使っている「WAZA-AIR」というヘッドホン(ヘッドホン型ギターアンプ)はとても便利で、ハッピーな気分になれます。
あっという間に練習に取りかかれるので、時間がない方にピッタリです。
とってもいい音なので、練習がはかどります。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので、よろしければお読みください。
工夫その3:「ギターを弾くヤバい母さん」を当たり前にする
「やることを片付けたら、こちらから見えない所へ行き(工夫その1)、ヘッドホンをつけて練習する(工夫その2)」というのは、言ってみれば、「無理やりやる」というのに近いです(笑)。
でもこれは、自分側が家族に気をつかわずにできる方法です。
夕食もちゃんと出しているし、片付けているので、苦情は来にくいと思います。
堂々とできるはずです。
あと、ヘッドホンをつけている人には、話しかけにくいですね(笑)。
声も大きくなっていて、ちょっとヤバそうです。
なお、夕食は、「ホットクック」を使うと、簡単に、おいしいものができます。
夕食がおいしいと、家族の満足度が上がり、ますます練習しやすくなります。
ホットクックに関しては、こちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。
上記の方法で少し練習してみて、特に問題がなければ、徐々に時間をのばし、その習慣を続けます。
そして、1週間もすれば、夕食後はギターを弾くというのが、自分にとっても家族にとっても当たり前の光景になってきます。
「ギターを弾くヤバい母さん」に認定されれば、こっちのものです(笑)。
弾きまくりましょう!
「うるさい」「恥ずかしい」「ヒマそう」など、どうでもよくなります。
楽しければOKです!
自分が楽しければ、家族にもやさしくなって、いいことづくめです。
家族がいてもギターを練習する時間を確保しよう
もともと、自分一人で弾くためだけにギターを始めたわけではないはずです。
誰かに聴いてもらって更に楽しいギター。
堂々と練習しましょう。
練習時間は人それぞれですが、30分もあればかなりのことができると思います(私は30分~1時間の日が多いです)。
忙しい日は5分でも。
いけそうな日は、夕食を前倒しすれば、練習時間を増やせますね。
いろいろ楽しんで「練習時間確保大作戦」をやってみてください。
なお、お子さんがまだ小さかったり、受験生がいたり、いろいろな状況があると思うので、その場合は、様子を見ながら、大事なことを優先してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。