毎日の食事の準備、大変ではないですか?
最近は外食が減り、家で食べる機会が増えているというご家庭が多いと思います。
家で食べる人数も、回数も増えているのではないでしょうか?
朝食と昼食の間は短くて、あっという間です。
そして、何か用事を片付けていると、もう夕食。
1日中ご飯ご飯という感じで、追いまくられます。
自分もですが、人間って、ほんとよく食べますね。
料理が好きで、毎回楽しみながらできる人はラッキーです。
そうでない人、私のように、食べたいけれど、作るのは面倒な人、できれば別のことをしていたい人は、大変です。
でも、「ホットクック」という家電を買ってからは、ずいぶんラクになりました。
簡単においしいものが作れるようになったり、時間ができたり、いいことがたくさんありました。
この記事では、ホットクックを使って100回以上料理をした(材料を入れてスイッチを押しただけですが)私が、実際に使っている感想を詳しくご紹介します。
- 毎日の食事作りが大変で困っている方
- 料理が苦手な方
- おいしいものをラクに食べたい方
に読んでいただけたらうれしいです。
ヘルシオ ホットクックとは
ホットクックとは、SHARPで販売している自動調理器で、正式には、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」といいます。
形は大きな炊飯器みたいな感じです。
材料を中に入れて、スイッチを押すと、あとは自動で調理してくれます。
メニューに合わせて、かきまぜや火加減のコントロールをやってくれます。
本体には、たくさんのメニューが搭載されています。
更に、無線LANに接続すると、クラウドサービスから新しいメニューを無料で追加することができます。
ホットクックの感想:買うのをしばらく迷っていた理由
実は私、ホットクックの存在を知ってから、すぐに買ったわけではありません。
なぜなら、「材料を切る」のは自分でやらなくてはいけないからです。
私の場合、料理でいちばん手間がかかるのは、「材料を切る」工程です。
料理はあまりやりたくないけれど、健康的なものは食べたいし、食べさせたい。
ということで、野菜を切る作業にいつも時間がかかっていました(肉、キノコなどは切れているものしか買いません)。
そして、その大量の野菜と肉などを、煮るとか炒めるとか、あとは適当に何かやって、食べてました(笑)。
手間が少なく、まあまあおいしくて、手っ取り早く栄養を摂れる「鍋料理」が多かったです。
初めてホットクックのことを聞いた時、「ほっとくだけで自動調理」と言っても、材料を切って入れなければいけないなら、いつも作っている鍋料理と手間は同じでしょ?と思いました。
ホットクックの感想:買うことになった理由
置き場所も考えなければいけないし、そこまで劇的にラクになるわけでもないのなら、買っても意味がないので、ホットクックのことはほっといてました。
ところがある日、息子におねだりされました。
ユーチューブで見て、ホットクックに興味を持ったそうです。
キッチンに場所がなければ、自分の部屋に置いてもいいから、ホットクックで料理をしてみたい、と言うのです。
早速買いました(単純)。
ホットクックの感想:1回目の肉じゃがでホットクックのファンに
最初に作ってみたのは「肉じゃが」です。
メニュー番号1番、ホットクックの看板メニューです。
息子と一緒に材料を切って、調味料を入れて、ボタンで「肉じゃが」を選び、スイッチオン。
45分後、出来上がりました。
食べてみたら、びっくり!!
こんなおいしい肉じゃが、食べたことないかも!!
熱さにもびっくりしましたが(笑)。
まず、じゃがいもが全然違うのです。
完璧にホクホクで、味がしっかり染みています。
他の具材に関しても、一緒に調理を始めたはずなのに、それぞれちょうどいい柔らかさになっていて、不思議です。
とにかく家族全員で、夢中で食べました。
こんなにおいしくできるなら、がんばって野菜切るよ!と思いました。
ホットクックの感想:作ったものいろいろ
それから毎日、というほどではありませんが、けっこうまめに、ホットクックを使って料理をしました。
ホットクックで作った無水カレー
例えば、生のトマトをいっぱい入れて作る無水カレー。
いくらでも食べられます。
カレールウは使わないので、脂っこくなく、洗い物もラクです(私は食洗機を使いますが)。
ホットクックで作ったかぼちゃのシチュー
かぼちゃのシチューも、ほっとするおいしさです。
これもルウは使いません。
ホットクックで作った大根と鶏の煮物
大根と鶏の煮物。
ザ・和食という感じのものも、とってもおいしくできます。
短時間で、セブンイレブンのおでんの大根くらい味が染みます。
ホットクックで作ったトマトリゾット
これはトマトリゾットです。
米から20分でできるのはありがたいです。
ホットクックを使えば、何でも簡単に作れる
どれもこれも、材料を切って入れるだけです。
材料を切ることさえできれば、誰でも作れます。
何を作ってもおいしいです。
冷めてもおいしいです。
ホットクックでは、パスタもゆでられます(400gまで)。
鍋でゆでた時と違って、長い間、熱々です。
ホットクックの感想:買ってよかったこと
ここから、ホットクックを買ってよかったことについて、ご説明します。
簡単でおいしいレシピがいっぱいある
今までお伝えしてきた通り、ホットクックで作ったものすべてが、とてもおいしいです。
これは大きいメリットです。
加熱しながらかき混ぜること、センサーで微妙な火加減を調整することなど、いろいろコントロールされているので、おいしくなるようです。
これを人間がやろうとすると、大変です。
おいしいものは人を幸せにします。
野菜を切る努力が報われます。
ヘルシーなものが食べられる
ホットクックは煮物が得意です。
肉や野菜をたっぷり入れたメニューが多くなり、食べていて気持ちがいいです。
水を使わず、食材に含まれる水分を活用して調理してくれるメニューが多いです。
それにより、素材のおいしさや栄養が多く残ります。
油もほとんど使いません。
カレーやシチューにも、オリーブオイルを少し入れるだけです。
塩やしょうゆなどの基本の調味料だけでおいしくできるので、謎の調味料を使わなくなりました。
調理中、キッチンから離れられる
材料を切って中に入れる手間は鍋料理と同じだから、やることは変わらないのでは?と思っていましたが、やはり「その場から離れられる」というのは、大きなメリットでした。
鍋料理は火を使うので、終わるまでキッチンにいる必要がありました。
もちろん、じーっと火を見ているわけではなく、洗い物をしたり、別の材料を切ったりしながらなので、時間を無駄にしているわけではありません。
しかし、火を止めるまでその場に拘束されるので、そこそこ時間がかかります。
しかも、その場に私がいるのに、鍋は勝手に吹きこぼれたりします(笑)。
一方、ホットクックは、材料を入れてスイッチを押してしまえば、自分の役目は終了なので、完全に解放されます。
ギターを弾いてもいいし、外出してもいいのです。
100%調理を任せているという感じです。
私はそのタイミングでよくお風呂に入ります。
お風呂から出てくると、キッチンでおいしそうな匂いがしています。
ガスコンロが汚れないので掃除がラク
鍋やフライパンを毎日使っていた時は、吹きこぼれや、飛び散った材料などで、ガスコンロをよく汚していました。
汚すと掃除が面倒です。
ホットクックを使うようになってから、鍋やフライパンを使う回数が激減し、ガスコンロが汚れなくなりました。
掃除の時間と手間を、ずいぶん削減できました。
初心者OK!家族みんなが料理をするようになった
材料を入れるだけでいいので、家族のみんなが面白がって料理をするようになりました。
上記のいろいろなメニューは、基本私が作りますが、息子や娘が作ることもかなりあります。
もともと料理が好きな娘はもちろん、今まで料理をしたことがなかった息子も、いきなりおいしい料理を作れるのが楽しいようで、よくやってくれます。
おかげで息子は包丁使いにも慣れました。
夫も頻繁に焼き豚や角煮、ローストビーフのようなものを作っています。
低温調理で12時間以上かけて、こだわって作っているようです。
子供たちは、お菓子も作ってくれます。
このブラウニーもホットクックに材料を入れれば作れます。
もちろんすごくおいしく、高級そうな味がします。
そんな感じで、みんな自主的に何か作ってくれます。
「今晩ホットクック空いてる?」みたいな感じです。
どうぞどうぞ(笑)。
こうなるとは想像していなかったので、びっくりしています。
そして、とてもありがたいです。
買い物がシンプルになり、経済的
主婦歴は長いのですが(笑)、ずっと行き当たりばったりで料理をしてきました。
なるべく健康的なものを、と思って野菜は切るのですが、その先はノープラン。
料理中に自分でも方向を見失い、何をしたいのかわからなくなることも多々ありました(書いていて恥ずかしいですが)。
でも、私は変わりました(笑)。
ホットクックのおかげで、このたびめでたく「定番メニュー」というものができました!
先ほどご紹介した肉じゃがやカレーなどです。
そして、定番メニューで使う材料を、毎回定期的に、生協で注文するようになりました。
気まぐれで適当なものを買わなくなったので、買い物がシンプルになりました。
スーパーでの買い物や、生協の注文が、前よりスピーディーにできるようになりました。
冷蔵庫の中もわかりやすくなり、食材をちゃんと使いきれるようになりました。
いろんなことがパターン化されて、時間もできたし、ストレスも減りました。
自分と家族の満足度が上がる
おいしいものを食べたり、それを作るのに参加したりしていると、満足度が上がります。
自分も満足、家族も満足です。
おいしいのはホットクックのおかげなのですが、勝手に自信がつきます(笑)。
「家事をちゃんとやっている」という気にさせてくれます。
だから、夕食後は、気分良くギターを弾けます。
ホットクックの感想:デメリット(大きい鍋との比較)
いいことがたくさんあるホットクックですが、デメリットと考えられることも挙げてみます。
わかりやすいように、大きい鍋を使う場合と比較してみました。
ホットクックは値段が高い
さすが最新のテクノロジーを活用した家電、いいお値段です。
いろいろな労力が減り、時間も得られるので、時給で考えるとすぐに回収できるのですが、やはり鍋と比べると相当高いので、気軽にポンポン買うというわけにはいきません。
ホットクックは大きくて重いー置き場所が必要
うちのホットクックは大きいサイズ「2.4Lタイプ」なので、かなり大きくて重いです(ほかに、1.6Lタイプ、1.0Lタイプがあります)。
幅395x奥行305x高さ249mmで、重さは6.1kgです。
買う場合は、置き場所をちゃんと考えておいた方が安心です。
うちでは、こんな感じで、キッチンの棚の上に置いています。
ただ、調理中だけキッチン(できれば換気扇近く)に置ければいいので、それ以外は別の部屋に置いても大丈夫です。
ホットクックは洗うパーツが多く「内鍋」は食洗機に入れられない
使用後に洗うものは、このようなパーツです。
鍋と比べて、洗うものが多くなります。
この中で、「内鍋」以外は食洗機で洗えます。
内鍋は手洗いしますが、フッ素コート加工されているので、洗いやすいです。
あとは、使用後、本体の蓋の穴などに蒸気がたまっているので、私はティッシュで拭いています。
この片付け、慣れるとどうってことはないのですが、本体と蓋だけの鍋よりは、少し時間がかかります。
ホットクックで揚げ物は作れない
鍋(深いフライパン)では揚げ物が作れますが、ホットクックでは作れません。
以上、鍋と比較した場合のデメリットを挙げてみました。
ホットクックのメニュー、レシピについて
ホットクックを買うと付いてくる「メニュー集」には、たくさんの料理の作り方が載っています。
また、クラウドサービス「COCORO KITCHEN」からメニューを増やすことができます。
そして、いろんな人が、ホットクックを使ったメニューをネット上で公開しているので、参考にできます。
つまり、ホットクックひとつで、無数のメニューが作れるのです。
私は、勝間和代さんのレシピがとてもおいしいと思っています。
味付けの考え方がシンプルでわかりやすいので、気に入っています。
ホットクックで「おいしくて健康的な食生活」と「時間」を手に入れよう!
毎回の調理に関しては、手間は少し減る程度です。
しかし、調理を完全に任せられたり、ガスコンロの掃除がラクになったり、買い物がシンプルになったり、家族が料理をするようになったりで、トータルで考えると、私はたくさんの「時間」を手に入れることができました。
そして、毎回の料理のストレスが大幅に軽減しました。
また、おいしくて栄養バランスのいいものを食べられること、みんなの満足感が上がることなどなど、うれしいことがいっぱいです。
特別変なことをしなければ失敗がなく、任せていればおいしいものができるので、料理が苦手な方は、自信がつきます。
料理が得意な方は、ますます自分の可能性を広げられます。
ぜひ、ホットクックで、「おいしくて健康的な食生活」と、「時間」を手に入れましょう!
なお、「時短家事」のためにとても助けになる床拭きロボット「ブラーバ」につきましては、こちらの記事でご紹介しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。