憧れのアーティストと一緒に夢のような時間を過ごせるライブ、最高に幸せですね。
しかし、せっかくチャンスを掴んでも、大事なものを忘れると、楽しめないどころか、会場に入れないことさえあります。
この記事では、ライブ当日に会場に持っていく「持ち物」についてお伝えします。
私は今まで50アーティスト以上、100回以上ライブに行きました。
その経験をもとに、絶対に必要なもの、快適に最大限楽しむために役立つものについて、具体的にお話しします。
- ライブ、コンサート参戦初心者の方
- ライブ、コンサートに何を持っていったらいいかわからない方
- ライブ、コンサートに行くのに忘れ物をしたくない方
- ライブ、コンサート当日を快適に楽しみたい方
に読んでいただけるとうれしいです。
なお、ライブに行く時の服装につきましては、こちらの記事でお伝えしておりますので、よろしければご覧ください。
また、ここでお話しするライブのジャンルは、主にロックやJポップです。
そのジャンルのライブに行く参戦初心者の方の参考になるとうれしいです。
ライブ、コンサート荷物、持ち物:バッグはコンパクトに

ライブを快適に楽しむためには、荷物は小さい方がいいです。
アリーナ席でもスタンド席でも、ひとりひとりのスペースは、椅子1個分です。
前の席との間隔は狭いです。
自分の席に座っていると、後から来る人、トイレに行く人など、いろんな人が前を通ります。
通る人はみんな「すみません」と言いながら通り、席に座っている人は足を斜めに引っ込めてスペースを空けて通してあげている感じです。
そんな時、自分の前に大きな荷物を置くと、そこを通る人の邪魔になってしまいます。
荷物が小さいと椅子の下に置けるので(椅子の形にもよりますが)便利です。
自分の足元も広くなり、ライブ中も快適です。
また、フェスなど、席がないタイプのライブでは、なおさら荷物の小ささが重要になってきます。
常に大荷物を運び続けると、疲れてしまいます。
余計なものは持っていかず、荷物は小さめ、コンパクトに、を心掛けましょう。
遠方から泊まりで行かれる方など大きな荷物がある場合は、ホテルやコインロッカーに預けてくるとよいです。
コインロッカーがある会場もありますが、空いていなかった場合どうしようもないので、別の所で預けてくることをおすすめします。
ライブ、コンサート荷物、持ち物:必需品
ではここから、実際に持っていくものについてご説明します。
ライブに行くために、絶対に忘れてはならない持ち物があります。
ライブ、コンサートの必需品1:チケット(紙チケットまたはスマホの電子チケット)

ライブでいちばん大事な持ち物は、チケットです。
チケットがないと、どんな理由があろうとも、会場に入れません。
紙チケットでも電子チケットでも同様です。
チケットのタイプや入手の仕方は、ライブによって違うので、チケット会社から来るメールなどでしっかり確認しましょう。
最近は電子チケットが増えてきました。
同行者がいる場合は事前に分配を済ませておきます。
そして、電子チケットのアプリがうまく作動するか、確認しておきましょう。
たまに会場でアプリがうまく開けない、チケットを表示できない、などのトラブルが起こることがあります。
そんな時は慌てずに係員に話して、相談窓口に行きましょう(スマホの再起動でうまくいく場合もあります)。
「時間の余裕」と「スマホが充電されていること」がとても大事です。
なお、ライブ、コンサートチケットの取り方については、こちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
ライブ、コンサートの必需品2:身分証明書

身分証明書(免許証等)で本人確認をするライブが多いです。
身分証明書を忘れたために会場に入れなかったという例を本当によく聞きます。
身分証明書のチェックはけっこう厳しいです。
私の知り合いは、身分証明書を忘れて会場に入れませんでした。
やっとのことでチケットが取れたのに、その日を心待ちにしていたのに、会場の目の前まで来ているのに、仲間は会場に入っていったのに…悲しすぎます。
チケット代も返ってこなくて、ものすごく残念な思いをしたそうです。

身分証明書、恐るべし!
また最近、会場のゲートの前で、中に入れなくてひどく落ち込んで崩れ落ちそうな女性を見かけました。
係員が「画像はありませんか?家にあるならご家族に送ってもらえませんか?」などと声をかけていました(これは優しい例で、ふつうは実物の身分証明書じゃないと無理だと思います)。
SNSで「身分証忘れて会場に入れなかった。最悪」みたいな投稿も複数見たことがあります。
そういう人たちで集まって外で写真を撮ったりしていましたが、せっかくおしゃれをして来たのに、とても残念ですね。
このように、身分証明書はとても大切です。
身分証明書の種類も、「写真付きじゃないとだめ」とか、「これはいいけど、これはダメ」など、ライブごとに条件があるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
身分証明書の提示が必要ないライブもあります。
代表者だけ必要という場合もあります。
しかし、「本当は必要なのに、その説明を見落としていた」となったら大変なので、私はいつも、免許証を持っていきます。
チケット(または電子チケット)と身分証明書をセットで取り出しやすくしておきます。
私は今まで数多くのライブに行きましたが、「チケットと身分証明書」以外に必須だったものはありません(コロナ禍にMy SOSなどのアプリが必要な時期もありましたが、最近はありません)。
しかし、ライブによっては、何か特別なものが必要ということも、もしかしてあるかもしれません。
チケットやメールなどに書かれている注意事項をしっかり読んで、大事なことはメモしておきましょう。
ライブ、コンサート荷物、持ち物:持っていったら楽しいもの
必需品でなくても、持っていくことにより、ライブが何倍も楽しくなるというものがあります。
ライブ、コンサートに持っていったら楽しいもの1:ライブグッズ

事前にネットで、Tシャツ、タオルなどのライブグッズ、応援グッズを買っていた場合は、ぜひ持っていきましょう。
着るものなら、もちろん家から着て行ってもOKです。
会場に近づくにつれ、ライブTシャツを着ている人やグッズを持っている人がだんだん増えてきます。
グッズを使うことで、気分が盛り上がり、他のファンとの一体感も生まれ、とても楽しくなります。

みんなでライトをキラキラさせたり、タオルを振り回したり♪
会場前で撮る写真も映えますね。
当日の会場のグッズ売り場はたいてい混んでいます。
会場でグッズを買いたい場合は、時間がかかるので、早めに行きましょう。
なお、ペンライトなどの光り物、音が出るものなどの持ち込みが禁止されているライブもあります。
応援グッズは、そのライブ用として公式に売られているものを持っていきましょう。
なお、応援グッズは全員持っているわけではなく、なくても問題なく楽しめるので、買えなくても気にすることはありません。
ライブ、コンサートに持っていったら楽しいもの2:双眼鏡

ライブに行っても、アーティストがよく見えないことがあります。
特に大きい会場の場合は「豆つぶ」のようです。
せっかく行くのなら、双眼鏡を使って、しっかり見てきましょう。
私にとって双眼鏡は、「持っていったら楽しいもの」を超えて「必需品」です。
会場にもよりますが、倍率は8~12倍くらいがとても見やすくて楽しめます。
ちょっとしたオペラグラスなどでも、ないよりはいいですが、倍率の適切な双眼鏡と比べてみると、その見え方の違いに驚くはずです。
アーティストの表情、衣装などはもちろん、ステージのセット、バンドメンバー、ダンサーなど、いくらでも見たいものはあります。
大きい会場では、よく巨大モニターにステージの様子などが映し出されますが、遠い場合は、それさえ双眼鏡で見ることがあります。
私は、ライブ開始前など、客席の前の方に有名人が来ていないかなーなどと探してみたりします。
見つけたことはありませんが(笑)。
たまに双眼鏡をレンタルしている会場もありますが、料金がけっこう高いですし、返却などの手間も発生します。
自分用のものを買っておくと何度でも使えるのでお得です。

とにかく、「あるのとないのとでは、楽しめる内容が大違い」という双眼鏡ですが、注意点もあります。
双眼鏡ばかりのぞいていると、気持ちが悪くなり、なかなか回復できなくなることもあります。
気を付けましょう。
また、双眼鏡に集中すると、応援したり拍手をしたりすることがおろそかになりがちです。
基本、しっかり自分の目で見て、そこにアーティストがいるという「ライブ感」を肌で感じながら、ときどきピンポイントで双眼鏡を楽しむ、というスタイルがちょうどいいです。
そのために、首からかけるストラップ付きのものがおすすめです。
なお、まれに「双眼鏡禁止」とされているライブがあると聞いたことがあります(私は今まで経験したことがありませんが)。
その場合はルールに従いましょう。
ライブ、コンサート荷物、持ち物:持っていくと便利なもの
持っていくことにより、ライブが快適になるというものがあります。
ライブ、コンサートに持っていくと便利なもの1:大きめの手さげ

ライブ会場に入ると、チラシやパンフレットが配られることがあります。
それが何種類もあったりして、けっこうごちゃごちゃします(ビニール袋に入っていることもあります)。
入り口でチケットや身分証明書の確認、バッグを開けて荷物検査を受け、やっと中に入れたと思ったら、チラシがバーッとくるので、手がふさがって快適ではありません。
会場内で自分の席を探すために、チケットはそのまま手に持っている必要があるので、もらったチラシ類は手さげの中に入れてしまうとスッキリ、快適です。
※荷物検査やチラシ配布がないライブもたくさんあります。
また、先ほどもちょっと触れましたが、自分の荷物は座席の下に置くことが多いです。
バッグを直接置くよりも、手さげに入れて、まとめてから置く方が散らかりません。
上着がある時はなおさらです。
防犯上も少し安心です。
また、直置きで汚れても、手さげだけ洗えばいいので簡単です。
手さげは、当日グッズ売り場で買い物をする場合にも役立ちますね。
手さげの種類は、かさばらないエコバッグなどが便利です。
手さげ自体が荷物になってしまったら本末転倒なので。
ライブ、コンサートに持っていくと便利なもの2:温度調節できるもの

ライブ会場はの温度はいつも快適とは限りません。
寒い時に羽織るものや、外の会場で天気が悪そうな場合のレインコートなど、あったほうがいい場合もあります。
暑かったら脱げる格好をしておくのも大事です。
また、真夏の野外でのライブはとても暑い場合があります。
熱中症対策はとても大事です。
水、帽子、サングラス、うちわ、扇子、ハンディ扇風機など、その日の状況に合わせて用意しましょう。
けっこう長い時間を過ごすので、できるだけ快適にしたいですね。

ライブ、コンサートに持っていくと便利なもの3:耳栓(会場による)

私は大きい会場のライブに行くことがほとんどなので持っていったことがありませんが、会場によっては「耳栓」があったほうが快適な場合もあります。
小さなライブハウスなどでスピーカーの近くにいると、とてつもなく大きな音を聴くことになります。
私の友達はそれでしばらく耳の調子がおかしくなりました。
そのような会場に行く場合は、耳を守るためにも、念のため耳栓があったほうが安心です。
ライブ、コンサート荷物、持ち物:その他
ライブ、コンサート荷物、持ち物:持っていかないもの

ライブには、持っていったらダメなものがあります。
カメラや録音機器など、禁止されているものを持っていると会場に入れません(スマホは持っていても大丈夫。まれに撮影OKのライブもありますが、たいていスマホ撮影のみ)。
見つかった場合は、データ消去の上、退場させられます。
禁止されているものは絶対に持っていかないようにしましょう。
会場にもよりますが、荷物チェックが厳しいところは、カバンの中を見るだけではなく、手を突っ込んでくることもあります。
また、貴重品、大金なども持っていかない方が無難です。
私の友達は、現金もカードもたっぷり入った財布を東京ドームで落としました。
運よく翌日戻ってきましたが、戻ってくるのはかなり珍しいケースと言えるでしょう。
貴重品や大金を持っていると、気になって目の前のライブに集中できないかもしれません。
例えば「小さい財布にカード1枚、現金少し」という感じでいいと思います。
ライブ、コンサート荷物、持ち物:食べ物、飲み物は?

飲食に関してのルールは、会場やライブによって、飲食可、ロビーのみ可、飲食禁止など、様々です。
今までの経験では、一般にスポーツをやることが多い会場(東京ドーム、味の素スタジアムなど)では、席で飲食できることが多かったです。
ただ、そのような会場でも、アリーナ席は水しかダメ、という場合もあります。
もちろん、通路の売店で食べ物や飲み物が売られているので、その付近での飲食はOKです。
アリーナやホールの会場では、たいてい席での飲食は禁止です。
ロビーの売店前やカフェなどで飲食できる会場もあります。
飲食についてはもちろんルールに従いますが、飲食物の持ち込み自体はそんなに厳しくない印象です。
持ち物におにぎりやペットボトルが入っていても、没収されたことはありません。
しかし、ライブごと、会場ごとに条件がある場合もあるので、確認しておきましょう。
ライブ、コンサート「持ち物リスト」を作ろう

この記事でご紹介したもの以外にも、個人個人で必要なもの、いつも持ち歩くものがあると思います。
自分用の「持ち物リスト」(簡単なメモでOK)を作って、ワクワクしながら当日を迎えましょう。
ライブを最大限楽しむためには、「知っている曲を増やしていく」ということもとても大事です。
それについてはこちらの記事でお伝えしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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