気持ちよくギターを弾いている時に限って、ストラップが外れ、ギターがドサッと!
あれ、いやですね。
前触れもなく、ドキッとします。
大事故につながりかねません。
ストラップの穴は、いつの間にか伸びて、大きくなっているものです。
知らず知らずのうちに危険が忍び寄っています。
この記事では、いやなストラップ外れを防止する「ストラップロック」を手作りする方法をお伝えします。
100均の材料を使って、あっという間にできる方法です。
- ギターのストラップ外れを防ぎたい方
- ストラップロックを目立たせたくない方
- ストラップロックを安く簡単に作ってみたい方
に読んでいただけるとうれしいです。
ストラップが外れる、抜けるのを防止する「食パンのアレ」
ストラップが外れる事故を防止するため、ギタリストは、ストラップロックやロックピンなど、いろいろなグッズを使っています。
私は、ギターの先生に教えてもらった、あるものをずっと使っていました。
「食パンのアレ」です。
「バッグクロージャー」というかっこいい正式名があるらしいですが、「食パンのアレ」の方が、通じるかもしれませんね。
とにかく、「食パンのアレ」をこのようにはめると、ストラップがはずれなくて、とっても便利です。
安心してギターを弾いていられます。
「食パンのアレ」は、努力しなくてもいつの間にか手に入ります。
割れたり曲がってきたりしたら交換して、という感じで、長い間愛用していました。
食パンのアレは効果的だが目立つ!
ところが、ギターを始めて10年目のある日、気づいてしまったんです。
目立つ‼
自分が弾いている時はあまり見えないんです。
だから、それまで全然気にしていなかったのです。
でも、スタジオでみんなで撮った写真の中で、「食パンのアレ」は白く光って、思い切り存在感を出していました。
いくら目立っていても、かっこいいものだったらいいのですが、誰でも知っている、みなさんおなじみの「食パンのアレ」ですから、さすがに何とかしなきゃと思いました。
機能的には問題ないのですが。
ストラップロックの手作りに挑戦
いくら「食パンのアレ」が目立つからといって、ストラップが外れてギターがドサッ!は絶対避けたいので、他に使えるものがないか考えてみました。
網状のものが、穴もあるし伸び縮みしていいかなー、などと考えながら、100円ショップに行ってみたら、いいものがありました!
「合皮はぎれ」です。
サイズは40cm x 60cmです。
合皮はぎれでストラップロックを作ってみた(切るだけ)
買ってきた合皮はぎれを試しに2cmX2cmくらいに四角く切って、真ん中に切り込みを入れたら、あっさりできました!
ほんの10秒です。
穴の大きさの様子を見ながらはめてみると、いい感じ!
キツめにしたので、はめるのには10秒以上かかりましたが。
私のストラップの端は、たまたま同じような素材なので、違和感なく、とてもなじんでいます。
目立たないです(私にとっては、これ大事)。
黒の無地なので、いろんなギターのストラップにマッチすると思います。
しなやかで厚みも適度なので、ストラップの動きも妨げません。
静かに役に立っている「名脇役」という感じです。
なかなか丈夫な自作ストラップロック
それからまる1年、つけっぱなしで使っていますが、ストラップの上側も下側も、全然大丈夫です。
ほつれたり、切れてきたりしません。
穴は少しずつ大きくなってきているので、もう少し大きくなったら、また作ろうと思います。
合皮はぎれの残り、こんなにあるので、何年分も作れそうです。
市販のものを買いに行かなくても、必要な瞬間にいつでも作れる、という安心感。
ライブの前日も慌てません。
超簡単で、コスパ最高なので、よかったらやってみてくださいね。
とはいえ、少しずつは伸びますし、何事も100%安全ということはないので、ストラップ本体と共に、時々チェックもお忘れなく。
最後まで読んでいただきありがとうございました。