せっかく音楽をやっているなら、だれかと一緒に演奏してみたいですね。
音楽仲間もほしいです。
楽器をひとりでやっていても楽しいけれど、ちょっと物足りない、でも、バンドメンバー募集に申し込むのはハードルが高い、という方にピッタリなのが、「社会人音楽サークル」です。
音楽仲間も見つかるし、バンドやセッションにも気楽に参加でき、とても楽しめます。
しかし、そのようなサークルは、全国どこにでもあるわけではありません。
また、サークルがあったとしても、自分とレベルや年齢層が違うこともあります。
そのような場合「サークルを立ち上げる!」というのはいかがでしょうか。
もちろん、サークルを立ち上げるというのは、気軽にできることではありません。
でも、多くの人に喜ばれて、音楽を通した交流を地域に広める、非常にやりがいのある活動です。
筆者はサークルを立ち上げた経験がないので、実際に音楽サークルを立ち上げ、主宰している今泉智貴さんにインタビューをしました。
この記事では、そのインタビュー内容をもとに、社会人音楽サークルを立ち上げる方法、運営していく方法についてご紹介します。
サークル設立時にやったこと、運営する上で実際に行っている活動内容、問題点と対策について、具体的にお伝えします。
- 音楽サークルを立ち上げたい方
- すでに立ち上げた方
- サークルの運営について興味がある方
- 音楽活動で地域を盛り上げたい方
に読んでいただけるとうれしいです。
なお、社会人音楽サークルの詳細、活動内容等につきましては、こちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。
- 社会人音楽サークル「埼玉音楽人サークルMMM」とは?
- 「埼玉音楽人サークルMMM」主宰者、今泉智貴さんのご紹介
- 社会人音楽サークルの立ち上げ方、設立の方法3ステップ
- サークルメンバーの集め方、募集方法、活動場所の決め方
- サークルの活動内容の決め方
- サークル設立経験者じゃないと難しい?
- サークルを立ち上げるまでにいちばん大変だったこと
- 音楽サークル運営のやり方-セッション開催方法
- サークルメンバーの人間関係対応
- セッションの「パート偏り問題」パート被り、パート不足対策
- コピーセッションの課題曲の決め方
- セッション以外の企画のやり方
- 他の音楽サークルとの交流、知り合う方法
- スタジオでのコロナ対策
- オンラインでのサークル活動の工夫
- サークル運営において「疲れた」「嫌になった」こと
- サークル活動のこれからの展望
- 社会人音楽サークルを立ち上げたい方へのメッセージ
- 社会人音楽サークルを立ち上げてみよう!
社会人音楽サークル「埼玉音楽人サークルMMM」とは?
今回インタビューをさせていただいた今泉智貴さんが主宰している音楽サークルは「埼玉音楽人サークルMMM」(通称MMM)といいます。
2013年からさいたま市で活動している、地域密着型社会人音楽サークル、バンドサークルです。
2021年10月現在、メンバーは20~60代までの男女約50人です。
主な活動内容は
- 毎月の定例セッション(コピーセッションとフリーセッション)
- 年に1~2回のライブ
- 好きな時に参加できるオンラインバンド活動
- 不定期の勉強会、オンラインバンドのお披露目会、忘年会
などです(コロナの状況で活動が不定期になったり、内容が変わったりするものもあります)。
「埼玉音楽人サークルMMM」主宰者、今泉智貴さんのご紹介
今泉智貴さんは、「埼玉音楽人サークルMMM」を1から立ち上げ、現在も運営を続けています。
今泉さんは、埼玉県在住のシンガーソングライターです。
シーンに応じて、音楽サークル主宰、音楽講師…と変身します。
シンガーソングライター今泉智貴さんのYouTubeチャンネル
ここからは、今泉さんにインタビューした内容をご紹介します。
サークルの立ち上げ方、運営の仕方、これからの展望について、聞いていきます。
社会人音楽サークルの立ち上げ方、設立の方法3ステップ
どうして社会人音楽サークルを立ち上げようと思ったのですか?
「気軽に、一緒に楽しめるバンドメンバーがいたらいいなあ」と思ったのがいちばんの根っこです。
とは言っても、
- バンドを組むほど、ガッツリやる感じでもないしな~
- なんか、バンドマンって怖いイメージが(汗)
- インターネットだけでのメンバー募集は、怖い
こんな悩みを持つ方もいるのではないかな~と思いました。

いや、実は当時の私のことですけどね(笑)
それがキッカケで、サークルを作ってみようかな、と思いました。
サークルを立ち上げるまでの工程を教えてください
サークル設立までのステップは、大まかに3ステップです。
①ステップ1:まずは「作るぞ!」と決意する!
「なぜサークルを作るか」がブレないよう、決意しました(ココ大事です!)。
②ステップ2:メンバーを集める!
Webサイト、メンバー募集記事の制作をしました。
③ステップ3:実際にスタジオでセッションをしてみる!
とにかく、トライ&エラーで改善、の繰り返しです。
サークルメンバーの集め方、募集方法、活動場所の決め方
サークルメンバーはどうやって集めましたか?
Webサイトでの募集がほとんどです。
- 自主制作HP(Jimdoo)
- 公共サイト(ジモティ、OurSounds:バンドメンバー募集サイト)
活動を続けていくうちに、「紹介」や「口コミ」で参加される方も、少しずつ増えていきました。
サークル開催場所はどうやって決めましたか?
とにかく「通いやすい場所」で探しました。
遠いスタジオだと、移動の手間から、活動は続かないので。
自分にとってもメンバーにとってもいちばん通えるスタジオ、ということで、駅から近い今の場所に決めました。
サークルの活動内容の決め方
サークルの活動内容はどのようにして決めましたか?
「スタジオでセッション」ということは頭にあったのですが、具体的な内容は、とにかく実際に「やりながら」決めていきました。
何人か集まったら、まずはとにかくスタジオでセッションを試してみました。
記念すべき初回のセッションでは、「経験者」と「初心者」との差が大きすぎて、セッションというよりは、むしろ「経験者の演奏を初心者が見学する」という感じでした(笑)。
私の運営のスキルも初心者だった!!と痛感しました。
ここから、どうやったら「良いサークルができるか」を考える日々が始まりました。
セッションをやると、「もっとこうした方がよかった」「コレがあったらよい!」みたいな反省は必ず出ます。
「良い点」「悪い点」を洗い出し、改善して次回実行、というのを繰り返しました。
毎回、次のセッションに活かせるよう、アイデアをまとめておきます(秘密ノートが脳内にあります笑)。
トライ&エラーの繰り返しで毎回改善していくうちに、だんだんサークルの形になってきました。

トライ&エラー、試行錯誤はずっと続いていて、完成形はありません!今でも絶賛、格闘中!!(笑)
また、企画や具体的なやり方は、基本ひとりで考えましたが、「独りよがり」にならないように、友達や音楽仲間の意見を聞いたり、サークルのアレコレを討論したりしました。
サークル設立経験者じゃないと難しい?
サークルを立ち上げるのはなかなか気合が必要ですが、もともと学生時代にサークル設立の経験があるのですか?
サークルの設立は、MMMが初めてです(笑)!
ただ、メンバーを集めて企画をする!というのは、「アパレル店長・エリアマネージャー」や「個人事業(フリーランス)」の経験が、大きな助けになったな~と思っています。
サークルを立ち上げるまでにいちばん大変だったこと
サークルを立ち上げるまでにいちばん大変だったことは何ですか?
やっぱり「メンバー集め」がいちばん大変でしたね。
サークルは、ある程度の人数がいて初めて「セッション」ができますし、「交流」が生まれるわけなので。
地道に声をかけて、走り回っていた時代もありました。
とはいえ、メンバー集めは「好き」なので、大変ではありましたが、苦になりませんでした。

メンバー集めが「好き」って、変態?
サークルのメンバーはどんなペースで増えていますか?
まず、最初の募集をかけてから、すべてのパート(楽器)がそろってスタジオに入るまでは、半年くらいかかりました。
その後、地道な募集活動のおかげで、メンバーは徐々に増えていきました。
ここ数年、コロナでスタジオセッションが規制される前までは、平均毎月1~2名程度、見学や体験の方がいらっしゃいました。
新年度のシーズン、4~5月などは、新しい生活環境での友人作りのために来てくださる方がいるので、新規参加の人数が多いです。
コロナでスタジオセッションができなくなってからも、うれしいことに、けっこう問い合わせをいただき、オンライン活動から参加される方もいらっしゃいます。
音楽サークル運営のやり方-セッション開催方法
毎月のセッション開催の流れを教えてください
セッション日時、場所のアナウンス
MMMでは毎月のセッション日を固定しています。
毎月第四土曜(場合によっては最終土曜)と固定することにより、メンバーが予定をイメージしやすく、参加しやすいようにしています。
実際、セッション日を固定するようになってから、参加率が上がりました。
セッション日は決まっていますが、確認、参加者把握のために毎回、開催日時、場所をサークルのグループLINEにお知らせします。
セッション参加者把握と部屋の調整
参加希望者は、開催の1週間前までに、私に連絡をしていただくことになっています。
それをもとに、参加者と、パートごとの人数を把握します。
そしてスタジオの各部屋のメンバーが「1パート2名まで」となるよう、可能な限り調整します。
スタジオ予約確認、変更
スタジオは事前に予約してありますが、1週間前までに確認の連絡を入れ、参加予定人数に応じて、スタジオの部屋を変更したりします。
そして、セッション当日を迎えます。
毎回のセッション当日の流れを教えてください
セッションは毎回、音楽スタジオで2時間やっています。
参加者は10~20人くらいのことが多いです。
スタジオで楽器準備、セッティング
各自が楽器を持ってきて、スタジオでセッティングします。
スタジオでは現在、楽器レンタルをしていないので、私が家から予備の楽器を持って行きます(セッションホストにお願いすることもあります)。
参加者のパートに偏りがあり、例えばギターの人にベースを弾いてもらったりする時に使います。
参加費の集金
MMMには月謝がなく、毎回参加したときに参加費をお支払いいただくシステムです。
以前は、セッション後に集金していましたが、帰り際は片付けなどであわただしかったので、セッション開始前に変更しました。
初参加者のご紹介
初参加の方(見学、体験など)がいらっしゃる場合、スムーズに参加できるよう、セッション前に、みなさんにご紹介します。
ここまでで、約15分です。
セッション前半
通常2部屋に分かれて、「コピーセッション」と「フリーセッション」を同時に開催しています。
コピーセッションでは、あらかじめ決められた課題曲や、その日集まったメンバーができそうな曲をみんなで演奏します。
フリーセッションでは、その場でお題を決めてアドリブ演奏をします。
実際のセッションの進行は、各部屋のホストに任せます。
私は、その間2部屋を行き来し、できるだけ多くの方が演奏に参加できるように調整します。
写真や動画を撮影したりもします。
足りないパートに入って演奏することもあります。
休憩
開始後60分を目安に、10分程度の休憩を入れます。
休憩している人、おしゃべりしている人、楽器の調整をしている人など、さまざまです。
私はその時間を、メンバーとの連絡、相談、交流などに使っています。
セッション後半
メンバーは、より完成度を高めたい曲に再度トライしたり、新しい曲に挑戦したりします。
前半後半で部屋を移動し、コピーとフリーの両方をやる人もいるので、私は、その場合の人数調整をします。
スタジオの楽器の片付け
セッションが終わったら、メンバーは、楽器を片付けて帰ります。
私は部屋の最終確認をします。
スタジオに使用料の支払い、予約
スタジオに、その日の使用料を支払います。
また、次回からのセッションのために、向こう3か月分ずつ、スタジオを予約しておきます。
初参加者とミーティング
初参加の方がいらっしゃる場合、サークルの活動の流れなどを説明して、サークルのグループLINEに招待します。

以前は、この後みんなで近くの居酒屋に移動して楽しい時間を過ごしていたのに、(コロナで)それがなくなって、悲しい~
サークルメンバーの人間関係対応
サークルメンバーは多種多様!大人数、いろんな年代、経歴、レベルの人をまとめるコツは?
ココは奥が深いところですよね~(笑)。
私の理想論!
むしろ「まとめようとしない」こと!
基本的には「音楽は自由」ですし、思ったこと、やってみたいことができるように、目立ったルール作りはしませんでした。
みなさま、立派な社会人ですし、大人なんでね(笑)。
互いに譲り合って交流する姿を見守るように心がけています。
とはいえ!!
いろんな志向や経験を持つメンバーが集まると、たまには「うまくいかないこと」もあります。
そういう時だけ「ちょちょっ」と手助けをするようにしています。
フォローの一例:
- 課題曲の決め方のコツを説明(なるべくみんなが知ってる曲のほうが、うまくいきやすいよ~とか)
- 楽器や演奏の勉強会を開催すること
など、できるだけ問題を未然に防ぎ、みなさんが気持ちよく参加できるように、工夫しています。
セッションの「パート偏り問題」パート被り、パート不足対策
セッションにありがちな「参加メンバーのパート偏り問題」には、どう対処していますか?
まずいちばん大切にしていることは、「参加したい」というメンバーは絶対に受け入れる!ということ。
「今回はもうギターいっぱいだから、締め切り」などということは、絶対にしません!!
そんなウェルカム精神ゆえ、パートの偏り問題、けっこう起こります(笑)。
セッションでのパート被り
これはもう、順番に演奏するようお願いしています。
これで「嫌だ!」というメンバーは、誰一人いなかったと思います。
ただ、同じパートも3人以上被ってくると、待ち時間が発生し、申し訳ないなあと感じます。
部屋を分けることも考えますが、そうするとパート不足(主にベース、ドラム)が起こります。
ここのバランスは、本当に難しいので、今後の課題として取り組んでいきます。
セッションでのパート不足
ここは私の出番です!(笑)
足りないところに入って、演奏しちゃいます。
各部屋にホストを立てるようになってからは、ホストにお願いすることもあります。
今泉さんは、セッションを成立させるために全パートの楽器を練習したのですか?
気が付いたらできるようになってました(笑)。
浅いレベルですが(汗)。
結局セッションの環境にいると、精通している楽器以外にも触れるチャンスが増えるので、自然と覚えるものだな~と思っています。
確かに、主宰として「不足パートの穴埋め」をする機会が多かったことが、習得の大きな理由であることは否めません(笑)。
女装して「ガールズバンドの穴埋め」をしたこともありますよ(笑)。
パート偏り問題の他に、セッションをやっていく上での問題点はありますか?
「全員が満足するセッション」の実現は理想ですが、なかなか難しく、今でも悪戦苦闘中です(笑)。
たくさんの方がいたほうが、交流が広がり楽しいものですが、一方で「レベル」や「ジャンル」など、マッチングの調整は必要かな~とも思っています。
コピーセッションの課題曲の決め方
コピーセッションの課題曲は、どうやって決めていますか?
基本は、みなさんのリクエストの中から、なるべく多くの人が知っている有名な曲を課題曲にするようにしています。
全員にアンケートを取り、課題曲を募ったこともありました。
また、新規参加者には「ウェルカムソング」として1曲希望曲を聞いて、次のセッションにスムーズに参加していただけるようにしています。
多くの方に「あ!それなら知ってる~!」と言われる曲が、長く残っていますね。
セッション以外の企画のやり方
サークル活動での様々な企画は、どのようにして生まれますか?
どうやったら楽しめるか、面白いかということを、ふだんから考え、情報収集しています。
また、サークルの運営メンバーと、不定期でミーティングをします。
もちろん、運営メンバーだけでなく、サークルメンバー全員が関わってほしいと考えているので、みなさんの「意見」「アイデア」を大切に拾い上げるよう、心がけています。
他の音楽サークルとの交流、知り合う方法
他の音楽サークルと合同ライブをやったりしていますが、どうやって知り合うのですか?
今まで、東京、神奈川、群馬などのサークルと合同でライブをしました。
情報交換のため、そして交流を通してサークル活動を盛り上げ、広げるために、他サークルとのつながりは大事です。
つながりは「紹介」「応募」そして「営業」を通して築きます。
紹介
MMMのメンバーが他のサークルにも参加しているケースがあり、そこから紹介していただくことがあります。
また、スタジオやライブハウスからの紹介もたまにあります。
応募
サークルの活動をホームページやFacebook等で紹介していると、「一緒にイベントをやりませんか?」とのお問い合わせをいただくことがあります。
営業
開催場所の近いサークルを見つけた場合、こちらからお声がけさせていただくことがあります。
スタジオでのコロナ対策
サークル活動におけるコロナ対策はどうしていますか?
コロナ感染者数が増加している時期のスタジオセッションは開催いたしません。
セッションを開催できる時期でも、
- 体調不良者は参加不可
- スタジオ入室前は消毒必須
- マスク着用
- 距離をとる
- マイクなど楽器の貸し借りなし
- 定期的な換気
という対策を取っております。
オンラインでのサークル活動の工夫
オンラインでのサークル活動で工夫していることはありますか?
コロナが流行りだしてからは、音楽スタジオに集まりにくくなり、セッションの形が大きく変わったのは、みなさんご存知の通りです。
そこで注目したのが「音楽活動のDX(デジタルトランスフォーメーション)」です。
いわゆる「オンライン」でいかに「楽しく」「自由に」楽しめるか⁉ を、日々模索しています。
「BandLab」での音楽制作、「Syncroom」でのセッション、「Zoom」での勉強会、作成した曲のオンラインお披露目会などを通して、集まれない時期を楽しめるよう、工夫しています。
こうしたDX、オンラインでの活動は、今までまったく触れてこなかったというメンバーも多く、いかに「できるようにフォローアップ」していくかが、これからの勝負どころです。
サークル運営において「疲れた」「嫌になった」こと
サークルの運営に「疲れた」「嫌になった」ことはありますか?
「ない」です(笑)。

「疲れた」「嫌になった」ことがあったほうが、インタビュー的には面白いと思うのですが(笑)
なぜ疲れないか?と考えてみたのですが、サークル活動は、大変なことというより、むしろ私の楽しみ、癒しだからなんですね。
誰でも仕事やプライベートで疲れたりストレスが溜まったりして、それを趣味や好きなことで発散していると思いますが、私の場合、そのストレス発散場所が「サークル」なんです。
「運営しよう!」「まとめよう!」と肩ひじ張りすぎると、逆にうまくいかないような気がするので、「私自身も参加者」の気持ちでセッションに臨んでいます(ちゃんと運営しろや!笑)。
全員が満足するサークルは理想ですが、とても難しく、ある意味不可能なので、まずはシンプルに「私が楽しいと思えるか?」ということを基準にしています。
そんな「自分視点」を失わないからこそ、「疲れない」「嫌にならない」で続けられていると思います。
サークル活動のこれからの展望
サークル活動において、これからやりたいことや夢をお聞かせください
サークルでこれからやりたいこと
何といっても「音楽イベント」です!!
「音楽イベントの再来!」を、強く待ち望んでいます!
やはり、たくさんのオーディエンスの前で演奏するのは、音楽をやっている人の喜び、目標、夢だと思います。

また集まれるようになったら「音楽イベント」やりたいっす!!
オンラインでの音楽イベントの企画にもチャレンジしたいですね!
サークル活動における夢
サークル内には、作曲をするメンバーもいて、その人を中心に「作詞作曲勉強会」を開催しています。
みなさんのオリジナル曲を集めて、1つのオムニバスアルバムにしてみたいですね~!

それぞれの「思い」や「表現」を自分だけの形として、オリジナル曲に残す。それを寄せ集めたオムニバスアルバムは、まさに!音楽サークルの宝石箱や~♪
サークル活動における野望
音楽サークルを「組織化:ビジネス化」したいですね。
音楽の有名な会社といえば、「Y〇MAHA」や「島〇楽器」などがありますが、これらの組織は「楽器屋さん」であり「スクール」なんですよね。
そうじゃなくて、純粋に「音楽サークル/セッション」をビジネス化した組織が作れたら最高です。
ビジネス化できれば、「好きな音楽活動でお仕事を作れる!」という夢の場所になります。
例えば、
- ギターが得意な方が、バックバンドでサポート料をもらって出演
- DTMが得意な方へ、オリジナル曲制作を依頼して、制作料をお支払い
こうした「ビジネス化」には確かな「技術」が必要になりますが、本気の人がチャンスをつかめる環境を作ることは、とても大切だと考えています。
社会人音楽サークルを立ち上げたい方へのメッセージ
これから社会人音楽サークルを立ち上げたい方にメッセージをお願いします
もし身近にサークルがなくて、「やってみたいな~」と思っていたら、、、ぜひ「1歩」やってみてください♪
サークルの立ち上げには、特別な「技術」や「知識」は要りません!

正直、必要な「技術」や「知識」は、やりながら習得できます♪
勇気を持って手を挙げると、それに共感した人、助けてくれる人が必ず現れます!
私も、手を挙げなければ出会えなかった人がたくさんいます!!
サークルを立ち上げた際は、ぜひ、一緒に音楽イベントをやりましょう♪

あ。サークル立ち上げのコンサル、やってみよ~かなぁ!(笑)
以上、「埼玉音楽人サークルMMM」を主宰している今泉さんへのインタビューでした。
社会人音楽サークルを立ち上げてみよう!
- 作るぞ!と決意
- メンバー募集
- 実際にスタジオでセッションしてみる
この3ステップでサークルを立ち上げ、あとはトライ&エラーで改善していきます。
この記事を読んで、サークルを作ってみようかな、と思った方がいらっしゃったら、すごくうれしいです。
このようなサークルが日本中のあちこちにできて、いろんなサークル同士、交流ができれば楽しいですね。
MMM主宰今泉さん=シンガーソングライターTOMOKI のYoutubeチャンネルはこちらです。
歌がうまくなりたい方、弾き語りをしたい方、曲を作ってみたい方は必見!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。